色の組み合わせ方

トリコロールでコーディネートする

イタリアやフランスの都心、街中を行き交う人々。彼らのファッションを見て、「どうして色合わせが上手な人が多いのだろう」と疑問に思ったことはありませんか?全員ファッションに興味があるとは限りませんし、当然オシャレが苦手という人もいるはず。しかし、彼らは「オシャレに見える色合わせの法則」を知っているのです。それは、コーディネートに使う色を3色以内に抑えるということ。特に有名なのが「トリコロール」と呼ばれる、赤・白・青の配色。これは、フランスの国旗に使われている色と同じですね。非常にバランスの取れる色の組み合わせとして知られており、オシャレに見える人はこの「トリコロール」をベースに、あまりごちゃごちゃしすぎない配色にしている場合が多いと言えます。

全体をモノトーンで揃える

「どうしても配色がうまくいかない」という人は、モノトーンで全体を揃えてみましょう。モノトーンとは「モノクロームトーン」を略した言葉で、白や黒、グレーをメインにした配色のことを指します。比較的トライしやすい配色ですが、モノトーンでコーディネートする場合は、服のデザインや全体のバランスにこだわるのがポイント。トップスの装飾が多ければボトムはタイトなものにしたり、逆にボリュームのあるスカートにはシンプルなブラウスを合わせたりなど、全身のシルエットにメリハリがつくようにしましょう。 「ちょっと物足りないかも」と思う人は、柄物を取り入れると良いかもしれません。モノトーン配色のチェックやドット、ボーダーなどのファッションアイテムを投入することで、華やかさを出しつつも統一感を保つことができます。