ジャケットにはフェミニンな甘さをプラス
肌寒い季節には、アウターがファッションアイテムとして必需品になりますよね。今回は、春先に活躍するジャケットや冬に欠かせないコートなど、アウターの使い方を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。まずはジャケットです。肩パッドが入り、全体的にゆったりとしたシルエットで、着丈も長めのものが人気となっているようです。ただこの肩幅広めで丈長のジャケットを着こなすのは難易度が高く、おじさんっぽくならないようにすることがポイントです。ベルトを締めてシルエットを変化させたり、シルクといった光沢のある素材やボウタイ付きのブラウスなどフェミニンなアイテムを中に組み込むなどして、女性的な甘さを足してみましょう。
デニムボトムでカジュアルに着こなしたり、レース編みのフレアパンツを組み合わせるのもおすすめです。
若い世代はコートでも肩落としコーデが人気
次はコートについてです。冬のファッショントレンドはコートに凝縮されるとも言われています。防寒が期待できる暖かなロングコートがもちろん主流です。一方で10代や20代の若い世代の間では、ボトムスを選ばないショート丈のフェイクファーやダウンのコートで、肩落としコーデと呼ばれる着方が人気となっているようです。そもそも肩落としコーデとは、シャツやカーディガンなどの襟を抜き気味にする着方のことです。それがコートにも応用された形で、文字通り肩から落として着ることで、着太りしてやぼったく見えやすいダウンコートのようなアイテムも、こなれた感じで着こなせます。ただし防寒という意味では、この着方に疑問符が付くのは事実です。
肩落としコーデをする際には、高機能の防寒インナーやエコファー素材のティペットを身に付けましょう。ティペットとはマフラーのような形状ですが、片方に通す穴があるうえ短めで巻きやすい防寒アイテムです。